ハンガリーのカロチャ刺繍との出会いは約6年前。妹の新婚旅行のおみやげでもらったドイリーが、初めて見たカロチャ刺繍でした。 まわりのレースが黄ばんできている・・・ その当時は、ずいぶんハデな刺繍だなぁと思ったような。。 それから数年、次に再会したのは本屋さんでした。 この本、ハンガリーのいろいろな地方の刺繍と、それにまつわるお話がのっています。今も刺繍を刺しているおばあさんだったり、その方のおうちの様子の写真など、刺繍好きじゃなくても楽しめる本です。 この本をみて、前に妹がくれた刺繍はカロチャ刺繍という名前だったのか、と認識しました。 そして、さっそく刺してみました。 が、結果にびっくり! なんともきたない・・・。 目が全然そろっていないのです。お花の縁もガタガタ。 刺繍といえばほとんどクロスステッチしかしたことのなかった私。サテンステッチがこんなに難しいとは思いもしませんでした。縁取りもガッタガタ。これは修行あるのみか、と思いながら自分の刺したブツをまじまじと見ていると、あることに気づきました。 「刺繍糸が悪いんじゃない?」 そう、まさかの責任転嫁(笑)。25番の刺繍糸を使っていたのですが(何本どりだったかは忘れました)、刺しているうちに糸の撚りがほどけてきて、面積の大きなサテンステッチだとその乱れがとっても響くのです。 ならば、と、またまたネットで糸について検索。やはりありました、ハンガリーの刺繍糸。25番より撚りがしっかりしてるようです。そしてご購入♪ 色もカロチャ刺繍特有の鮮やかでこっくりした色合い。見ているだけで、ムフっとなっちゃいます。 この糸を使ってリベンジ。 アップにしても耐えられるようになった・・・ とっても上手になった気分です。 この一件で、材料や道具って大切だなぁ、ということを認識しました。本物に触れてみると、今まで気づかなかったことに気づくことができます。本当は現地に行って、生活にどのようになじんでいるのか確認したいところですが。 3年前に、ハンガリーへ旅行に行こうという計画が持ち上がり、カロチャ刺繍も絶対見てこようと思っていたのですが、諸事情により急きょハワイへ変更(変わりすぎか?)。なのでまだ本場で本物を見たことはありません。幸い、冒頭に書いたように、期せずして妹が本物とめぐり会わせてくれたので、私の手元には本物があります。出会いってどこにあるかわかりませんね。妹に感謝! こちらは、いつだったか母にプレゼントしたもの。なかなかすごい色合いですが、インテリアのアクセントになって素敵です。 私が刺した上の作品たちは、正確にはカロチャ刺繍とは言わないのかもしれません。まわりのレース部分も合わせてカロチャ刺繍と呼ぶようです。 --------- 久しぶりに昨日の夜ごはん 手巻き寿司だったのですが、うまく写真が撮れなかったのでお刺身のアップを・・・。 おいしそう?? またまたジャンル違いですが・・・ ↓↓ぽちっと応援お願いします にほんブログ村 にほんブログ村
by eym3
| 2013-07-31 14:17
| カロチャ刺繍
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